このコンテストは時間が長いこともあり（24時間）、［0.5W主体、ときどきブースタ使用の2W］の運用形態だと、ターゲットとするJA8局が少ない場合にほとんど遣ることがなく、暇を持て余してしまうので、今回は「SWLを主体とし、相手が暇そうだったらコールを掛ける」作戦で参加することにしました。なので、ログはSWLで提出し、QSO分はチェックログ扱いで出す予定です。（残念ながら、２部門エントリーは不可）

　最初に3.5MHZから始めたのですが、不慣れに感じるオペレータの運用も多い印象で、いつもならハイスピードで対応している全国のコンテスターが、遅いＣＷや「すぐに応答がないための繰り返しをする」ために、だいぶ手こずっている印象を見受けました。コンテストでは、やはりランするオペレータの力量が大事かなあ、と思いました。（私もWPM＝22くらいでゆっくりやる時も多いので、大きなことは言えませんが、軽快な捌きで進めていただくとリズムに乗りやすいです。しっかり経験を積んで、快適な運用ができるようになりたいものです）

　その後7MHZから上へと進み、お昼頃は28MHZまで行きましたが、意外と局数が多く、いよいよコンディションも上がってきているかな？の印象を受けました。（JA8は或る意味、「海外」ですよね？　距離的に「ハイバンドも聞こえる」印象を持ちました）

　夜間の3.5MHZは安定していてエイト局の信号も強く、交信相手の信号もよく聞こえ、SWL参加は面白かったです。

　7MHZはときどき混信して「コンテストナンバーが取れず、パス！」の発生が多かった。また、21MHZはもっと酷くて「ラン局がCFMを出しているのにも関わらず、3局に１局しかこちらでは確認できない」場合もありました。SWLはこういう時は泣きますね・・・。

　一方、28MHZは信号が固い感じで、信号自体は弱くても双方の確認が取れ、好印象でした。14MHZも弱いながら、割合、よく聞こえました。

［全体的に］

　もしQRVのみで出ていたら、暇でしょうがなかったかな、と思います。SWLはランする局をずっとトレースするので常に忙しいし、某JK局のようにWPM＝27以上で運転している場合などは、何とメモするのが間に合わない！　サフィックスの最後2文字で、わあー、取れなかった事件が、多々発生しました。

　SWLがメモれない速度で、どうして問題なく交信が進むのか理解できません。手打ちなのは明らかですし、あの速度でどうやってログを取るのか、一度オペを見学させていただきたいなあと思うほどです。（後半は、だいぶ打ち間違いも出ておりましたが、人間らしくて、それも佳いなあ、なんて思いながら聞いておりました）

　QSOは各バンドで成立しましたが、0.5Wが通用するのは3.5MHZのみで、他は2Wでのオペです。0.5Wと2Wの違いは結構ありますネ。（無論、2Wでも全くかすりもしない局もありますが）

　なお、今回もCWのみでの参加です。

(7/9　追記)

　ログの提出方法が独自で、チェックプログラムが走ります。最初、全リスンQSOを載せたらエラーがいっぱい出たので、北海道関連局のみに絞って再提出しました。

（CTESTWINにはJA8コンテストのMDがあり、助かりました。年代で点数が違うので、手入力では大変です）

(10/3　追記）

　本日JARLニュース秋号が届きまして、結果が発表になりました。1番でした。ありがとうございました。