日曜日の今日は、朝方8時から町(公民館)で主催する緊急事態に対応するための点呼訓練がありました。それに参加して家に帰ってきたのですが、このコンテストの始まりは9時だとばかり思ってました。ということで、出遅れてしまいました。アンテナが上がっていないので、3.5MHZ用のIVを使ってのSWL参加です。
暫くの時間、片道通行でした。コンテストナンバーが3桁で、これが意外ときついです。5990?5 みたいに聞こえるケースが多く、たった一文字でも不確実受信になってしまいます。このままコンディションが下がって終わりかな?と思ったのですが、10時半頃から入感が良くなり、お昼まで良いコンディションでした。170QSOくらいまで進んでいる局もありましたね。
後で気が付いたのですが、SWL部門は、ルールが通常のルールとは異なります。
(重複通信に関しての決まりが、他のコンテストとは異なる)。
ルールをしっかり読んでいなかったのは失敗でした。
反省点:時間はよく確認しておかないと・・・。ルールも事前に良く読まないと・・・。
{追記}
コンテスト終了後に、ルールについて問い合わせしてみました。JA0コンテストではSWLのルールに以下の文章があり、その解説をお願いしました。
得点 送信及び受信局の呼出符号ならびに送信局のコンテストナンバーの完全な受信
を1点とする。ただし、重複通信(同一局が送信または受信局である交信を受
信することをいう)は1交信を除き、電波形式が異なっても得点としない。
マルチ 完全な受信を行った送信局または受信局のいずれかが、φエリアの局または、
φエリアへ移動し運用している局の数。送受信両局がφエリアの場合は2マル
チとする。ただし、重複通信はマルチに計上しない(他のエリアに移動して
いるφエリアの局も含む)
回答としては、以下の旨をいただきました。
優勝候補者を見つけてそのまま連続受信すればハイス
趣旨としては分かるのですけれども、現実は以下かと思います。
1)狭いバンドの中で聞こえてくるのは、ほとんどは強力局のラン運用での信号で、
だいたい10局くらいです。弱い局や短時間参加の局は、そうした強力局をコール
して交信するのが、大抵の場面かと思います。
となると、上記のルールの場合、弱小局の信号をレポートに上げる可能性は
まずない、ということになります。
(強力局との交信も、’1局しか有効にならない’ ため)
2)また、コバンザメ作戦をしても、「強力局の信号は聞こえるけれど、相手方は聞こ
えない」こともままあって、その作戦がいつも功を奏するかというと、そういうわ
けでもありません。
※あるコンテスト(UHF)で、運用局の隣でアンテナを張って、自分の受信機でその
局の交信を聞いたことがあります。無論、その局は聞こえるのですが、彼の相手の
信号が確実に聞こえるかというと、そういう訳でもないんです。別の角度から来る
信号の方が強くて、結局、そう上手く行くわけでもない。
HFの場合は、SWL局は、送信局とも、その相手とも離れた場所で聞いているの
がほとんどと思います。パスの関係で、双方がいつでもよく聞こえるという訳では
ないんですよね。
(夜間の3.5MHZは比較的、双方ともに聞こえます。7MHZは変動が激しく、
この場所では1エリアがしんどい時が多い・・・。RUNする局も、かなりの
頻度で入れ替わります)
SWLは聞く立場であって、自分からの働き掛けができませんので(繰り返しの要求ができない)、一瞬でも被られたりすると、その受信はオジャンです。また、CQを出すことが出来ないので、聞こえてくる局を偶然的にワッチするしか方法がなく、強力RUN局を敢えて聞かないようにする方法だと、運用時間の短い局を捉える可能性は、まず、
ないことになってしまいます。
以上のことから、コンテストに参加して密な時間を楽しむためには、結局は「強力局をそこそこに連続して聞くのが、一番良さそうな方法だ」ということになるかと思われます。実際、珍しい局のワッチ・レポートも、現実は、強力局を連続して聞いての成果です。
独自のルールは一趣向あるかとは思いますが、SWL側にはSWL側の事情もあります。安易な聞き方での優勝を狙って参加している訳ではないと思うんですよね・・・。
今回はその辺のSWL事情も察していただきたいなあ、と思いました。
(更なる追記)
通常の聞き方で126QSOをキャッチしましたが、送受のどちらかで一回のみ有効、というルールで(大分時間をかけて)スクリーニングしたところ、3/4の交信が無効、という結果となりました。(この作業は少し辛い作業ですね。せっかくキャッチできたものを、ほいほい捨ててしまうような感覚があり、残念感みたいなものを感じました)
ログ提出を試みたところ、すぐに返答があり、エラーの指摘もなされました。ログ受付システムは素晴らしいと思いました。主催者の意気込みを感じました。
(7月15日追記)
上記、いろいろと書いたのですが、こういうルールも良いかと思うようになりました。21/28MHZコンテストにも参加してログの作成に慣れて来たこともあり、今後は問題なく参加が可能かと思いました。
7MHZについてはアンテナが上げられたこともあり、次回はQRVモードで参加してみたいと思っています。
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