新型コロナ肺炎の影響で大掛かりな外出自粛要請が出され、友人から「JARLからも、コンテストにはなるべく移動しないで参加して欲しい旨の要請がなされた」ような情報が入って来ました。（彼は移動運用は諦めたようです)　確かにJARLのHPで、マルチオペの部門が無しになったような記事は見かけたのですが、移動もダメだったのかな？

　ともあれ、実家で両親の世話をしている身としては一定時間以上の外出はできないし、三度の食事の用意とか洗濯とかで無線機前から抜ける時間が多いし、ペースメーカーを入れている人がいることもあって電波は出しにくく、今回はのんびりSWLをすることにしました。

　SWL部門では昨年、フィールドデイで優勝できましたが、あれは関東地区に居て430でかなり局数を稼げたことが背景にあり、今回は参加数の多い6mを聞くこともできないので（信越管内では局数がかなり限られる）、上位入賞は最初から無理かと思います。

　アマ無線の目的は「セルフトレーニング」ですので、全身を耳にして細かい信号を聞くのも一つの大切な訓練と思うのですが、ここしばらくFT8ばかり遣っていたら、CWの能力がかなり落ちてしまいました・・・。昨日も、耳には音が届くのに、頭の中で符号化できない！状態に入り、困りました。

　また、CQランをしている局は凄く良く聞こえていましたが、それに応答する局の信号は概して弱い。コールサインが何とか取れても、その後のコンテストナンバーが弱かったり混信で聞こえなかったりで、SWLとして結果完結できず、この部門の難しさを感じました。

　でも、久々にCWを聞いて、良い刺激になりました。ときどきは耳の訓練も必要ですね。

（使用機材は、FT857DM＋3.5MHZ用MV）

　今朝のニュースでは、東京都の新規感染者数は100を切ったようですが、昨日が日曜日だったこともあり、実際はまだ減少までは至っていないようです。何とか「人と会わないようにする政策＝本当は外出制限ではなく、人と接触しないのが大事」が功を奏してほしいものです。営業自粛が長引いて、経済が立ち行かなくなるのが恐ろしいです・・・。

(後日談)

　この頃からCTESTWINの動きが変で、ファイル出力中のコールサインが、プリフィックスとサフィックスの間にスペースが入っており、JARLのコンテスト審査で「不具合警告」を受けました。今回は受け付けてくれるそうですが、どうにも・・・、よく見て提出すべきだったし（反省してます）、原因を探っておくべきでした。

　実は8月に入ってOSを再起動させ、更にCTESTWINを再ダウンロードしたら上手く動くようになりました。どこかで改変が起こっていたのかもしれません。

(9月7日)

　JARLから連絡があり、ログチェックの結果が報告されてきました。38局もミスコピーがありました！　今回は酷かったですね、お恥ずかしい・・・。