今週末は国内コンテストがありません。また、日曜日は雨のようです。そこで、久しぶりに山を歩いてみようかと、北八ヶ岳の縞枯山を選んでみました。

　縞枯山は標高2,403mで北八ヶ岳の山。上の写真の黒矢印の山です。

　登るルートとして、

１）ピラタスロープウェイで坪庭まで上がり、40分ほどで山頂へ

２）麦草峠（2,127m 青矢印）から茶臼山(2,384m)を経て、1時間半ほどで山頂へ

の２ルートが考えられます。

　今の体力だと１）が良いのですが、今日は土曜日でロープウェイが混み合いそうなので２）を選び、麦草から行けるところまで行って戻ろうかと思っています。

　その昔20代の頃、メキシコ・ポポカテペトル登山訓練で11月末の積雪期、ロープウェイで坪庭に上がり、南八に向け縦走開始、雪の付いた天狗岳辺りから先はピッケル・アイゼン姿で、その日のうちに緑矢印の横岳まで到達。そこで、赤岳小屋に泊まる仲間と別れ、自分は富士見の実家まで帰りましたが、もうとてもそんな山歩きは出来ません。マッターホルンにも自力で登れた私がこの体たらく、ほんと、どうしてそうなっちゃうのでしょうね？

（この画面は登山計画書を兼ねます。麦草峠では、計画書をポスト投函する予定です）

11月12日　家から麦草峠まで車

　　　　　　麦草峠9:00　茶臼山10:00　縞枯山10:50

　　　　　　縞枯山11:10  茶臼山11:50 麦草峠12:40

　　　　　　麦草峠から家までは車

　　　　　　（茶臼山で引き返す公算が高く、SOTA運用は実施確率20%ほどです。

　　　　　　　7MHZCWもしくはSSB）

 　　　　　　　 今日の天気予報は晴れ、10月中旬並みの高めの気温！

【実際の登山】

　家から麦草峠までは、車で1時間15分ほどでした。駐車場には既に30数台の車が駐車、諏訪ナンバーは4台だけで、他はほとんど県外車でした。

　少し歩いて麦草ヒュッテに到着。玄関横に設置された登山計画書受付箱に、計画書を投函（写真の黄色い箱です）、県の条例で、この山域は提出が義務付けられているようです。（受付箱上部に、地図付きの記入用紙が用意されています）

　道はコメツガの林の中です。最初は木道を歩き、大石の並ぶ上り坂を200mほど上がります。茶臼山から一旦70mほど下り、再度登る。縞枯山は一定の周期で木が枯れ、枯れ木の場所が交代して行く場所だそうです。

　山頂は茅野市になります。（右の写真の白いプレートの下側に「茅野市」と書かれている）　出発からちょうど1時間半掛かりました。

　山頂付近の道端にお店を広げ運用開始。今回は7MHZCWのみで運用しました。

　アンテナはMV。リグはKX-2で、最初の二局は5W、その後は10W運用です。合計5QSOでした。

　すぐに応答を貰える場合と、全く応答なしのどちらかに分かれる感じでした。九州は無理としても、０エリアから応答が無かったのは残念・・・。KEYが固定されていなかったので打ちづらく、次回の宿題です。

　山頂を示す写真右のようなお洒落な看板も見えました。

　快晴の良いお天気で山頂に40分くらい居ましたが、さすがに途中から寒くなり、引き返すことにしました。帰りは1時間10分ほどでした。

　写真左は、南方向です。街の向こうに守屋山、入笠山と続く尾根が見え、更に左奥に仙丈ケ岳、甲斐駒、北岳が見えています。奥の連なりは中央アルプスです。景色は良かったです。

　写真右：この山はコメツガの他に、ダケカンバの木が多い。

　下の写真は西方向で、白っぽく見えるのは霧ヶ峰。遥か向こうに北アルプスが見えています。左側奥に微かに御嶽山の姿が見えます。

　途中で佐久方向の写真も撮ったのですが、手前の尾根の尖がって見える山は男山？

　何とか無事に行って来れ、一安心！　山の神様に感謝です。