[Plan]
A small QRV from Taiwan .
RIG:TS-2000 (100w operation) , using Ctestwin Program
Antenna: 3ele YAGI
[Result]
CW=3 QSO
[計画]
台湾は、会社に勤めている頃に2回、出張で行ったのと、友人二人とともに玉山に登りに行った経験があって、私には特別な場所です。(出張は27年前ですが、日月潭に連れて行ってもらったりして、日本の昔の風情を感じました)
長いこと、いつかはここでもQRVしたいなあとは思っていたのですが、ライセンスに特別な事情があって、なかなか実現ができませんでした。台湾の政治的な事情については、昨今、たくさん報道されている通りですが、無線についてもCQ誌(17年3月号)のJA1GNVさんの記事にあるように、
1)外国人ハムが運用する場合は、現地ハムの監督の元でないと運用できない
2)無線機の持ち込みには輸入許可が必要で検査もあり、大変難しい
という制約があります。
ところが、今回、たまたまQRZ.COMを見ていたら、日本人ハムの方がCQWWコンテストで運用を予定している旨の記事が載っており、その関連で、現地で開局されているハムの方に連絡がついて、急遽無理なお願いをして、ゲスト運用としてのQRVが実現することになりました。
※写真は故宮博物院です(雨でした)。
[運用許可]
個人あてのライセンスが下りるわけではなく、台湾の無線連盟が政府に、「いつ、どこの誰それが運用を希望しているので、許可をお願いしたい」旨の申請を行い、許可が得られた場合に、連盟宛に運用許可証が交付される、という仕組みだそうです。私には、その許可証のコピーが送られてきました。運用期間は、基本は滞在中なのだそうですが、その時その時の事情も考慮されるようですし、二回目以降は少し長めの期間、許可されるそうです。コールサインはBW/JA0JHQでした。
[運用概要]
今回は急なお願いだったこともあって、運用予定までの期間が短く、また、お世話になった方が、お仕事が大変忙しい事情があって、日曜日の午後に少しだけ時間をいただいて運用する予定を組みました。シャックは大きなビルの最上階にあって設備もしっかりしており、アンテナも立派でした。(学校のクラブのような印象でした)時間が少ないことと、午前中、雨の中、故宮博物院を歩いて疲れてしまったこともあって、オセアニアコンテストに少し出たあと、通常交信を1局して終了しました。でも、私的には大満足でした。
※今回、お世話になった現地ハムの方には、心より感謝しております。移動時間に、台湾の無線事情など、いろんなお話を伺がうこともできました。
(オセアニアコンテストは、参加局の少ないコンテストですね・・・。ちょっと寂しく思いました)
次回、もう一度行けるなら、コンテストに参加して頑張ってみたいです。
[観光編] 故宮博物院
台湾は4回目なので、日月潭、玉山、台中と嘉義の町、阿里山森林鉄道等は既に観光しており、今回は「故宮博物院」だけは見て帰ろうと考えました。
故宮博物院は台北市の北に当たる場所にあって、中国4000年の歴史を語る宝物が納められています。下調べの結果、3Fを中心に回ることにして、1時間半ほど見て回りました。(宿は台北駅南のフローラホテルです。日本人利用客が多く、安全で親切なホテルで、台北駅から歩いて5,6分でした)
当日は生憎の雨でしたが、MRTを利用して士林駅まで移動、そこからバスで博物院まで行きました。宿から40分ほどで、交通費はMRT=25元、バス=15元で、片道160円ほどです。入場料は250元で、1000円くらいでした。開館時間は8:30~18:30で、金土は21:00まで。年中無休です。朝一番に入ったのですが、雨のためかお客さんは数十名でしたが、帰る頃には1800名くらい入場していました。
以下に幾つか写真を載せます。(写真はOKですがフラッシュ禁なので、手ぶれしています)
[象山自然公園]
帰りの日の朝、時間があったので、台北市の東端に位置する象山自然公園に行って来ました。象山は標高189mの小高い山で、景色が良い。道はすべて石作りの階段形式で、スニーカーで十分行ってこれました。
途中の展望台から写真を撮りましたが、台北は大きなビルが立ち並んで、近代的な大都会ですね。ただ、MRTなどは酷く込んでいる訳ではなく、仙台の町ほどの規模かなあと思います。東京に戻って通勤電車に乗ったらメチャ込みで、わー、東京はえらい大変なところだ! と感じました。台湾はビールは、台湾睥酒に限ります。
50代半ば、山の会の師匠、先輩と一緒に登りに行きました。台北に一泊、そこから車で嘉義へ移動、昼食後に阿里山まで上がって一泊しました。ここで高度順化を行い、 翌朝、山に向かって出発です。細かいことはmountainsの稿に書きますが、玉山は雰囲気、八ヶ岳、という感じ。朝早くに山小屋を出発して、山頂で日の出を拝むのは日本と同じです!
どこへ行ったのか、そのときの写真が見つかりません。川崎の家を去るときに、すべての写真を持ってこれなかったのかと思います。残念!
台湾は日本の5番目の島、という感じが私はしています。親近感が高い。阿里山は真に素晴らしい場所で、物凄い太い樹が並ぶ。また、阿里山鉄道にはぜひ乗るべきと思っています。