１）行く先の候補を決める

　　・要求度の高さ

　　・安全性は？　特に病気／感染症

　　・テーマは何？

　　・コンテスト参加かどうか？

　　・オペレイション主体か観光か？

２）ライセンスは取得可能？

３）言葉は大丈夫か？

　　・英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語

４）ステイ先があるか？

　　・バンガロウが良いのだが・・・。

５）アンテナ設置の問題は？

　　・特にローバンド（10mの高さを確保したい）

６）旅行費用との見合いは？

７）何日の滞在？

８）自分で遣るか、旅行会社に頼むか？

Aグループ　★★★

　A-1）俗に言われる「DXペディ」対象　船で数十日　チームでないと不可

ブーベ、マルペロ、ケルグレン、クリッパートン

　A-2)　政府事情で難しい

　　　　DPRK、エチオピア、イラン、ソマリア、エリトリア、ミャンマー

　A-3)　ライセンス／環境の厳しさ

　　　　アフリカ諸国、南米

Ｂグループ　★★

　要求度がそれなりにあって、個人でも行かれる「DX小ペディ」

　　チャタム、ブータン、ココス、クリスマス　　

Ｃグループ　★★

　要求度は普通だけれど、オペレーションが楽しめる

　　パラオ、グアム、トンガ、バヌアツ、小笠原など

Ｄグループ　★

　運用局が多い、宿泊先などの理由で、主に観光を目的に

　　ヨーロッパ各国、韓国、ハワイ、アメリカ本土など

［オセアニア］　パラオ⇒小笠原⇒グアム⇒ＶＫ９⇒ＺL７⇒トンガ

［アジア］　　　ブータン⇒韓国⇒ネパール⇒モンゴル⇒ベトナム

［ヨーロッパ］　マルタ⇒スペイン⇒ドイツ⇒オーストリア⇒フィンランド⇒ノルウェイ

［北米］　　　　アラスカ

［南米］　　　　イースター島

［アフリカ］　　セウタ・メリリア⇒セイシェル

１）最初はハイバンドで

　　15m、17mがDXのメインバンド。

　　20mはアンテナに工夫要だった。

２）コンディションの低下とともに、40m､30mが重要に。

３）80mの次は160m。

　　80mはそこそこ飛ぶが、160mは難！（労が多い）

４）その場所に合ったテーマを見つける。

　　・80mや160mの要求度が高い

　　・FT8での運用例が少ない

　　・コンテストでの上位入賞を狙う

　　・6mでのDX

５）アンテナが重要

　　シングルループ⇒マイクロバーチカルの多用

　（運搬/重量問題。一人なら23kgが目安）

※注意すべきこと

　アンテナポールが倒れたりして、他の人に怪我させるようなことが無いようにしなければなりません。ラジアルなども夜間は目に見えず、それに躓いて転んだり、目を傷めたりしたら最悪です。ステーさえも危ないです。アンテナ設置方法については、十二分な注意が必要と思います。

　ちなみに、パラオシャックの既設アンテナのスチール製ステーで、自身で左ひざを擦りむいたことがあります。暗くて見えませんでした。早めに歩いていたので、かなりの傷になり、帰国まで直りませんでした。

　一人で出かけたときなどは特に、注意をしていただきたいと思います。