[Result] JA=77%
1.9Mhz CW = 1
3.5Mhz CW = 33
7Mhz CW = 268
10Mhz CW = 355
14Mhz CW = 312
18Mhz CW = 620
21Mhz CW = 686 , SSB = 3
24Mhz CW = 1
28Mhz CW = 1
50Mhz CW = 0
[Rig] TS-480HX
[Antenna]
1.9,3.5,7,10Mhz = MV 10mH (10Mhz = 6 or 10 mH)
14,18,21,24,28Mhz = Single Delta Loop 1mH
50Mhz = Long wire 5mH
[QTH] Alofi NIUE (Kololi's Guest House)
[Comment]
Condition was not good , but there was no noise here , I used pre-amp every time .
First 4 days , it was wetty , and there coming rain many times .
The other 3 days , it was good weather every day .
[計画]
日本の連休に合わせて、南太平洋での運用を考えておりました。候補は、病気の心配のないところ。(マラリアやデング熱などが怖いので、リスクのないところを優先に選んでいます)
ニウエは昨年、E6GGの大々的ペディが行われたりもしているので、貴重なエンティティーという訳ではないと思いますが、ニュージーランドから行くことができ、私としては障壁が低い。それでいろいろと調べたのですが、残念なことに、期待している宿が、4/29付近が予約できません。それで、5/3(日本では5/4)からの宿泊で予約をしました。
また、この時期、飛行機は週二便ですが、土曜日到着だとライセンス取得が難しいと考え、7日宿泊としました。
[ライセンス]
CQ誌の記事を読んで、その執筆者であられるJA1KJWさんから情報をいただいて、ニウエTELCOMの担当者の方に直接、メールで申請書と自分関係の書類を送り、ライセンス発行をお願いしました。特別コールではなく、普通で申請しました。(56.3NZ$です)
メールのやり取りで、「ライセンスは現地でFEEを支払って受け取り」と分かっていましたので、到着日にTELCOMに行ったところ、大変立派なライセンスが既に用意されており、すぐに運用開始となりました。
(宿からもっと遠いと思っていたのですが、歩いて3分でした)
[運用概要]
アンテナはブータンと同じセットです。今回はMVをモノバンド用で制作して行きました。また、泊まったハウスの横壁にしっかりした物干し用のLアングルがあったので、これをステー代わりとさせていただきました。(ハイバンドはいつもの三脚使用)
[コンディション]
太陽黒点の減少で24/28MHZは厳しく、主に18/21MHZで運用し、夜に掛けてローバンドで運用しました。前半が割合に良く、QSOが進みましたが、後半は磁気嵐などもあり、前半の半分くらいのQSO数でした。
ちなみに、日本とは時差は20時間で、コンディションの良い時間帯は、こちらでは夕方以降です。日中何をする? っていう感じですが、にわとりさんにめげずに朝遅く起きて、買い物に行ったり、アンテナ工事をしたり・・・。(ローバンドは、バンド切り替えごとに設置のし直しが必要です)
[1.9MHZと3.5MHZ]
非常に厳しかったですね。日本は遙かに遠い。
1.9MHZはリクエスト対応で、30分以上かけてワッチ、それを3回くらいやって、やっと交信できました。(相手はJA局ではないです)
3.5MHZは、ZLとVKは問題なく交信できました。JAは厳しく、良い時間帯は、JST2030から2115くらい。どちらかのアンテナに高さがないと、交信は難しいと思います。5/10に交信いただけた方は、皆さん、素晴らしい設備の方ばかりでした。それでもQSBしながら、切れ切れの場合も多く、このバンドの厳しさを感じました。ここでも、MVは10mHでも役に立ち、はるばる運んできた甲斐があったと、大変嬉しく思いました。
[その他のバンドとSSB]
前半はコンディションが比較的よく、21MHZと18MHZで沢山、QSOできましたが、信号強度は弱く、常にプリアンプ使用です。いつもはプリアンプはノイジーで使ったことがなかったのですが、今回は活躍してくれました。こういうのは、初めてでした。
後半に14MHZと10MHZに出たのですが、受信が厳しい時が多かったです。貰うレポートは599が多いのに、こちらはノイズすれすれの感じも多く、ほとんど539というような時もありました。
そういう中で、7MHZは凄くて、JSTの18時頃は非常によくJAと繋がりました。信号も綺麗で、このときはホッとしながら、オペレイションをしていました。
SSBは、初日に21MHZで3局の方と交信したのみです。聞こえる時でも、呼んでも応答のない時が多く、甲斐性無しのためラグチュウの終わりを待っていられません。また、7MHZでも、強い信号が届いておりました。そのほかのバンドでは、VKかZLかWが強く入っていました。
今回もたくさんの局の方からコールをいただき、深く感謝しております。
[NIUE]
ニウエは南太平洋南緯19度にある孤島で、周囲は67kmほど、人口は1600名くらいだそうです。農業国で、潜るポイントは素晴らしいそうですが、大きな観光場所はありません。なので、今回は観光は付近を散策したのみで、終了にしました。
ここでは、にわとりさんは放し飼いで、自由にやってます。元気が良い! 朝、日の出前から、みんなで「コケコッコー」の連続で、起こされてしまいます。
この時期、前半はだいぶ雨が降りましたが、後半3日は雨はなく、過ごしやすく感じました。
蚊の問題はなかったですが、一度だけ、藪蚊を見ました。蚊取りの小型噴霧器で、部屋は一応保護してましたが、外も意外と大丈夫で、今回は全く問題なく帰れました。
写真は、宿から歩いて5分ほどの、AROFIの港(とは言っても船が数隻泊まっているのみ)から見た、海岸線です。この島はサンゴ礁が隆起して出来ているそうで、非常に珍しい出来合いのようです。そもそも、南海の孤島なので、そこに島があるだけでも不思議ですけれども・・・。
[Wifi]
宿で使用できました。時々弱くて繋がらないときがあるのと、大変遅い。試しにYoutube動画を見て見たら、1分以上かかってダウンロード、表示は3秒、という感じでした。
ですが、メールやクラスタを見るのは問題なく、大変重宝しました。無論、無料です。
最終日に近所のお酒販売ショップに行って、ビールを買いました。ニュージーランド産でお薦めのもの、と言ったら写真のものをくれたのですが、何とアルコール分が12%! ワイン並みです。500ml缶で2.5$は非常に安いですが、こんなに強いと飲めません。少しいただいたのですが、強烈でした。お酒の弱い私には向きません。
ニュージーランドでは、コーラは600mlで4$でした。ニウエでは2.5$だったと思います。ニウエは不思議と物価が安いと思いました。毎日、ラーメンばかり食べていたら、油で胃が痛みました。そういう訳で、長居はなかなか難しい。
ニュージーランド航空では、エコノミーでは、預ける貨物が無料なのは1個とのこと、出発前にEチケットをしっかり見ていなくて、気が付きませんでした。行きは、軽量であったこともあると思いますが、載せてもらえました。帰りは写真のようにしてみたのですが、これはコンベアで引っかかるだろう、芳しくないとのことで、却下。結局、2ピースで搭乗しました。(こちらも親切にしていただけました)
航空会社によってルールが違うので、事前にしっかり見ておかないといけませんね。
ちなみに、重さはトータルで19.4kgです。
これまで3D2Vを使っていたのですが、重量のことを考慮して、1.5D2Vを使うことにしました。全体で2kgくらい軽量になりました。(ポールは2本で3kgくらいあります)