今回はCQ-WPXコンテストSSB部門への参加を主目的としたのですが、グアムやサイパンで感じていたように、全世界的大コンテストは、どうも向きではないですね。そういうことを忘れてました。使用アンテナが小さいものなので、余計に厳しい。聞こえて来ているビッグガンを呼ぶと、すぐにコールはありますが、周波数確保はできない感じです。今後、大コンテストは辞めることにしました。

　行き帰りの航海は順調で、行きは20分早く、帰りは10分早いくらいで、揺れも大変少なかったですが、何故か右足の筋肉が非常に痛くなって困りました。固いところに寝るせいですかね？

　運用では、28MHZは信号が弱かったので、ほとんど出ていません。また、24MHZも同様です。

全般的には、以下のことを感じました。

①18MHZは非常に安定していて、ＪＡとのパスの時間が長い。けれど、ヨーロッパは非常に厳しく、

　聞こえる信号は蚊が啼くような感じ。受信が辛いです。21MHZとほとんど似ているバンドなのかと

　思っていたのですが、全然雰囲気が違います。久々に日本語でラグチュウできて、楽しかったです。

②14/21MHZの電信運用中に、途中からこちらのＣＱに同期しないで呼ばれることに気が付きました。

　こういう時は、コンディションが変わって、こちらのシグナルが向こうには届いておらず、彼らは

　私を呼んでいるのではないらしい、と気が付きました。スプリット運用時は、注意が必要です。

③最終日の朝（日本時間で）、電信に出ようとしたら、コンピュータのＵＳＢが感知できない状態に

　なっていて、Ctestwinでの送信ができませんでした。今回も移動用小型電鍵使用で、打鍵でミスが

　多いこともあり、最後はＳＳＢのみ運用しました。汎用ＵＳＢ用プログラムが壊れていました。

　家に帰ってから、修理できました。

④ＪＤ１はヨーロッパの局にとっては、交信希望候補の一つらしいので、極力サービスしたいのですが、

　受信が大変厳しい・・・。アンテナを何とかしたいですね。

⑤7MHZのエンドフィードは、１０ｍポール＋Ｌ型配置では、SWR=3.0以上で使えませんでした。

　何か直す必要があるかもしれません。Ｖ型に水平に張って、ようやくSWR=２以下に下がったのですが、

　これだとＪＡ向き。次回に工夫が必要です。7K3DIWさんが、計算を試みておられるようなので、

　それを参考にさせていただきたいと思っております。

　今回も交信いただけた各局、ありがとうございました。次回は６月のオールアジア電信を予定しますが、仕事の関係もあり、実現できるかどうか、今の所、分りません。