[1st Time] Jan/30/2015-Feb/01/2015
Mainly high bands
[2nd Time] Jan/17/2019-Jan/22/2019
Mainly 160m CW , 6m FT8
(Daytime 40m-10m CW,FT8)
希望バンドがあれば、連絡ください。
極力対応致します。
[Result]
10Mhz CW = 102 (1st day night )
18Mhz CW = 397 (Last day )
21Mhz CW = 268 (1st day afternoon)
24Mhz CW = 272 (2nd day , last day morn. )
28Mhz CW = 217 (2nd day afternoon )
[RIG] TS-480HX (My rig) operation=180W
[Antenna] Single Delta Loop 18/21/24/28 Mhz
End feed (LW) 2.5mH 10 Mhz
※JA=44%
[Grid] AE16rb
[Comment] SSB signals were very week , so , I operated only in the CW Mode .
[ Apporogize to 17meters CWers]
My operation in 17 meters (18.075MHZ) on the final day (1/Feb/2015) , I forgot to send my callsign for a long time . I was frantically operating to the stations , and was trying to pick up as many station as I could . But there were so many signals , and signals were allways as if 4 flutes were singing continuously . It was beyond my skill and I was tired . Sometimes , I could not decode CW signals to the language words easily .
Apologize my poor poor operation .
I will take care after this operation to anounce my callsign as many times as possiple , and try to search a good way not to use wide friquency area even in these case .
[CWオペレーションでの失敗について]
今回、初めてCWで、珍しい場所から出ることになったのですが、時期尚早だったと思います。スキルが伴いませんでした。自分が思っていたのよりも、呼ばれ方がはるかに凄く、特に日曜日の午後が物凄い状態で、聴く側では、ほとんど常にフルート四重奏曲状態でした。信号を聞くのに精いっぱいになってしまい、コールサインの表示を長い時間、忘れてしまうというようなミスをしてしまい、本当に申し訳なく思っています。次回から十分に気をつけたいと思います。また、周波数は共有財産ですので、珍しいエンティティから出るようなケースでも、広いエリアを占有しないように、極力、努力/工夫をしたいと思っております。
火曜日夜に日本を出発し、オークランドで一泊後、予定よりも1日遅れでチャタム諸島に到着しました。写真はChatham空港です。チャタムは、大きなラグーンを持つ島で、そのラグーンの入り江の一角に空港が作られています。時期によってはコフという深い霧が島を覆い、今回もその霧のために飛行機が着陸できないということでした。
飛行機はConvair 580 Convic という乗客24人+貨物用のプロペラ飛行機で、特徴は何といっても、魚臭いこと・・・。ですが、飛行は安定しており、3時間弱のフライトは快適でした。
チャタムホテルの本棟です。ワイタンギという漁港のある村にあって、レストランがあって食事もでき、お部屋も多く、素敵なホテルです。今回は、JF1OCQさんのHPから情報をいただき、このホテルでの運用を計画致しました。実際運用したのは、本棟とは道を一つ隔てた別の場所にあるトラベラーズレストと呼ばれるお部屋で、オペレーションタイムが不規則なハムには良い場所かと思いました。運用の際はイヤホンを使用し、アンテナは裏庭にいつものシングルループを建て、奥の木にエンドフィードを設置しました。(樹の名前は?です。アララギの木に似てました)
到着日は午後にアンテナを設置し、その後、一旦、リクエストのあった28メガをワッチしたのですが、あまり信号がないので、いつものように21メガからスタートしました。今回はノートPC持参のため、打ち間違いは減ったのですが、PCの取り扱いでの失敗があり、なかなか慣れている感じまで進んでいません。
正直なところ、ZL7は呼ばれ方が違います。CQを出して最初の数局は問題なく交信できるのですが、その後は、フルート4本の協奏曲が鳴りっぱなしになり、ジャストインで来られる方が重なると、こちらでは全く信号になりません。CWでこんな風になって、しかも鳴り止まない状態になったのは初めてでした。未熟さが、のちの失敗に繋がりました・・・。
ホテルは海岸べりにあるので(写真の左側の建物)、電波の飛びは良いのでは? と、思います。写真正面方向が北西と思います。今回は、JAにもEUにもW(1~5くらいまでが多かった)にも開けました。
28メガはコンディションが駄目かと思っていたのですが、意外に沢山の交信が出来ました。二日目のお昼と三日目(最終日)のお昼(JST11時から14時頃)は50メガにトライしたのですが、聞こえてくる信号は有りませんでした。(本当に静かです。メータを振ることは全くありませんでした)
[嬉しかったこと]
日本に帰ってクラスタを見てみたら、24MHZ運用中に、Wの局の方から「Good Ears」の書き込みをいただいていました。反省の中でも、嬉しかった一事です。
After I returned to my home in Japan , I saw the cluster and discoverd the words "Good ears" in the coner of 24 Mhz from USA . I think so delightful , thank you very much !
チャタムはかなり大きな島で、空港からワイタンギまでかなりの距離があります。途中はジャリ道ですが、ドライバーさんは7,80キロで飛ばします。それでも15分では着きません。風の強い島で、空港周りには樹が少なく、ほとんどが牧草地で牛さんか羊さんが住んでいます。ちなみに、写真はホテルから10分ほど歩いた場所の風景です。アコモデーションは他にもあり、ローバンドをお望みでしたら、牧場のような場所に建つホテルをお勧めします。交通費は、ニュージーランド本島とチャタムで10万円程度かかりますが、DXバケーションには安全で良い場所だと思います。島の人は皆、親切でした。
写真は、ニュージーランドのオークランド市内です。オークランドの街は空港から20km位離れていて遠いですが、エアーバスが10分間隔で走っており、片道16ドル。ノンストップですので、便利です。また、空港の出国検査や、タクシーの運転手さんが非常に親切で、好印象でした。
出国検査の際にパスポートを見せるときに、「アリガトウ」とお辞儀をしてくださったのには、ビックリしてしまいましたし、空港付近のホテルまでの送迎も親切でスピーディーで、国全体で観光に力を入れているのが、こちらにもよく伝わりました。
今回はニュージーランド航空を利用したのですが、フライトアテンダントさんも、大変、良い印象で、次回、もう一度行きたい国だなあ、と、思いました。チャタムでお話した70代か80代のおば様は、south iskland が良い、特に秋と春、山に雪が降ったときは、so beatuiful だ、と話してくれました。
I had very good impression to Newzealand !
[付記・・・今回の受信の状況(日曜日の17メータ運用時)]
何かの参考になるかと考え、どんな状況で聞いていたかのメモを残したいと思います。
電信の場合、通常は700~800HZ辺りの信号を聞くかと思います。今回は、受信に入った途端に、沢山の信号が重畳し、ほぼ「ポー」と言ったまま、全く信号にならない状態でした。(ツーとかトンの問題ではありません。常にポー状態で、連続SIN波を、複数周波数、聞いているような感じです)その状態のまま、ずっと低い周波数で1局か2局、ずっと高い周波数で1局か2局、外れて聞こえているような感じで、受信中は、ほぼ、このような状態が続きました。
⇒スプリット運用をしても、コールする側でバンドスコープを使い、その直前に交信している局の周波数にジャストインが可能であると、信号が集中してしまい、聴く側にとっては、上記のような現象が起こるのではないかと考えます。
こういう時、聞く側としては、まず、目を瞑って集中し、低い方か高い方かの信号を選んで聞くことになるかと思いますが、それで上手く行く場合は良いですが、プリフィックスが取れる辺りで他の局が重なってくると、お手上げになります。正直なところ、受信していた時間の1/3程度の時間は、信号をデコードできるような状態になく、全くお手上げの状態でした。正直、非常に疲れました。
何度かTS480のフィルタ周波数範囲も変えてはみたのですが、役に立ちませんでした。また、低い周波数を聞こうとRITを回し、その時のみと思って対応すると、今度は、その周波数が中心周波数になってしまい、その結果、全員でどんどん上に向かうことになります。これも困った現象かと思います。過去に、コンテスト時の受信も何度か遣ってはいますが、今回はその程度のオーダーではありませんでした。
以上のことを思うに、DXペディで快調にさばいておられる方の能力は、本当に凄いんだなあ、と、実感せざるを得ませんでした。
飛行機で運べる荷物の重量の関係もありますが、送信時の難点であった電鍵の選択と、受信時用にAFフィルタは、少なくとも用意しないといけないかな、と思います。ただ、普通の仕様のフィルタは意味をなさず、こういう時向けの特殊なもの(本来ならメインで聞くべき周波数を、カットする、なんて変な仕様のもの)を作らないといけないかもしれません。
[Plan]
冬は160mの季節です。なるべく多くの場所から、と思っているのですが、1月はパラオの約束をしていたため、他の難しい場所には行けません。ニュージーランドは相互運用協定があってすぐにQRVでき、今回はZL/を試みることを前提に計画を進めました。
また、6mはFT8の出現によってJAとの交信可能性が高まったため、トライしてみます。
日中はハイバンドで普通にQRV予定です。
※160m、6mの最適時間帯を連絡いただけるとありがたいです。
[Result] 160m,80m,40m,30m,20m,17m,15m,6m CW &FT8
Total 1,100 QSO
[RIG] TS-480HX (My rig) , Operation=90~180W
[Antenna] MicroVert , Aranged 2ele D-Loop=Butterfly (6m)
※JA=65.7%
[Grid] AE16rb
[Comment] There is soft-bugs on WSJTX . I am expecting a complete version .
[運用概要]
※今回は日記風に書いてみます。
[1月15~17日]
15日の夕方の飛行機で日本を出発、オークランドで一泊して、17日午後の飛行機でチャタムに向かいました。16日にZL/JA0JHQで運用し、2QSOできました。
17日の午後、飛行機がメイン滑走路を走行し、これから離陸!という段になって、どうにも内部があまりに暑いので変だなあ、と思っていたら、案の定、離陸取りやめです。中には気分が悪くなった人もいて、急遽扉を開けての救急対処となりました。
2時間後に修理が終わって再出発しました。写真は到着時の空港での様子です。
[1月17日]
到着が遅かったので、14MHZのアンテナのみを上げて、運用を開始しました。
どうしてなのか、日本で調整したはずのMVが、だいぶ低い周波数で合ってしまい、四苦八苦しました。東キリバスでの難航の再現です。この辺、理由が分からず、高い周波数のアンテナにクリップを接続する方法で逃げたりしました。この辺は今後の課題です。
FT8を運用したところ、最初にコールしたDU1/の局のコールサインでの対応からしてソフトが上手く対応できず、まだ試作版なのかな?という気がしました。
その後、こちらへの返事の際に、
「該当局ではないコールサイン+RR73」が出現することに気が付きました。その場合には、
「こちらから送信する「該当局+73」も化けていて、送信完了処理ができません!
これには参りました。最初は何を遣ってもダメで、どうやって対処すべきか分からなかったのですが、「コールサイン+R-何々の項=Tx3で、コールサイン+73」として、更にオートを外して送信すると73処理ができることを見つけ、それ以降はその方法で対処することにしました。
皆さんからも指摘を貰ったのですが 明らかなバグで、早く直ってほしいですね。
※もう少し勉強してから、別項にFT8ソフトに対する要望を書きます。
[1月18日]
午前中にアンテナを上げました。
・9mポールで160m
・7mポールで40m
・3mポールで20m
こちらでは夕方となる01Zから04Zくらいに6mを試みたかったので、20mの運用後に組み替えをやって、6m用のバタフライアンテナ(変形2エレデルタループ)を建てました。バタフライのSWRは大変低くて、1.2以下です。
午前中はリクエストもあったので、20mのCWに出ました。(その前に、アンテナの調整の関係で、15mを少し運用)
午後は6mでFT8をウォッチしましたが、全く信号なしでした。
夕方から40mでFT8を運用し、徹夜しました。
(今回は前回とは別の場所に泊まりました。写真の左奥の1階の部屋です。設備はGood!
アンテナは、庭に張らせていただきました。正面が6m用デルタループ。左の柵に沿わせて、160mと40m用のMVを建てました)
今回ののFT8の画面はこんな感じです。右の黄色い部分が送信した部分ですが、今は4本見えています。パイルのかなり後半です。忙しかった時は黄色が一本でした。あんまり画面が早く上がって行ってしまうので、どの局が長い時間待っているのか確認もできないくらいでした。
FT8では基本的に、
「待ち時間が長い順にコールして」おりますが、呼んだ時には相手の方が諦められた直後だった、ということもままありました。申し訳ありません。
[18日続き]
晴れていると、景色はこんな感じです。朝食後に寝て、リクエスト対応後、午後に6mを見ていたら突然強烈なシグナルが! 近くに住んでおられるZL7DXさんでした。
早速SSBで話して、ホテルでアイボール。
大変気さくな方で、1年ちょっと前からチャタムに住んでおられるそうで、私の部屋からは直線では200mほどのところに家があるそうです。今は6mと2mを遣っておられるそうで、6mは南米などと交信ができるそうです。
夕方から夜中にかけて、7MHZのFT8で朝方まで。徹夜になりました。
夜と朝方、160mで若干のQSOが出来ました。
JAともQSOできています。
[1月19日]
朝方まで起きていたので、日中は寝てました。午後に、JA2の方々に協力していただいて6mFT8をウォッチしてもらったりしましたがダメでした。コンディションは厳しいですね。
夕方以降は30mFT8で運用したり、CWのリクエスト対応をしたり・・・。チャタムは直近に大きなDXペディが行われた後で、ニーズはもうほとんどない気がします。
(大型ペディション参加の人たちは楽しいけど、あとから行く人は詰まんない・・・。
ペディの定めですかね)
お天気が良くて空が綺麗、お花も綺麗。
[1月20日]
最終日ですが、朝から凄い風です。朝食後に部屋に戻ったら雨が来て、その後、土砂降りに。また、雷も鳴り始めました。
これは困った・・・。
明日飛行機が飛ばないと困るなあと思っているうちに晴れてきて、一安心です。
濡れたアンテナをすべて直し、160m用は撤収し、80m用を用意しました。こちらの夕方からお天気が良ければ80mで運用しようかと。40mと30mのアンテナも残しました。この時点では、今日はCWかな?と思ってました。
夕方まで寝ていましたが、思い直して30mのアンテナを17mに変えて少し運用しました。コンディションは大変厳しくて、数QSOでした。
夕食後に30mで運用を始めたところ、大層呼ばれました。ありがとうございました。
その後、80mのアンテナをポップアップして、80mFT8に出ました。
さすがに80mは条件が厳しいようで、対応してくださるのは有名な局の方々ばかりでした。
なかなか取れない局と、一回で(2回送信で)OKな局とがありました。
こちらの受信画面では赤い部分があるくらい良い信号なのに、何回呼んでも上手く行かなかった局が、向こうで周波数を変えて呼んでいただいた途端にQSOできました。この辺もFT8のノウハウかと思います。
[1月21日]
早朝まで80mを続け、日の出したら受信信号がなくなり、今回のオペレイションを終了しました。
今回もまた、ありがとうございました。深く感謝しております。
リクエストは、160mのEU局以外は完了できました。
[インターネット事情]
島所はどこもそうなのかもしれませんが今回も遅くて、メールの接続に苦労しました。結局gmailだと簡易接続でないと繋がらず読めませんでした。また、部屋が独立した部分にあるためかWifiの信号強度が弱くて、ときどき不通になってしまいます(×マークになってしまう)。なので、見れたり見れなかったり・・・。ただ、今回はクラスタには投稿ができたので、160mのときなどに利用させていただきました。(感謝です)
[アンテナ問題]
今回もまた、アンテナで妙な現象が起こっていて、多少の工夫を要しました。
(キリバス時よりは良かったけれど)
1)ハイバンドアンテナが、かなり低い周波数に合いました。目標より1MHZから2MHZ。
そのため、より上のバンド用アンテナ+50cmの両端クリップ付き電線で運用しました。
※14MHZのみ、若干同調は低いものの、そのバンド用のアンテナで運用できました。
2)160m、80m用は、ほぼ日本で調整した通りの位置で調整ができました。
キリバスから帰ってから作り直ししたので、動いてもらわないと困るけど。
3)10MHZ用が2MHZほど低い周波数で同調し、だいぶ苦労して調整。
また、7MHZ用も低い周波数で同調して、これは10MHZ用に電線を足して運用。
4)6m用の2エレ-変形デルタループは、全く無調整でSWR=1.2以下でした。
途中で反射器の根元の部分が釣竿から離れてしまい、通常のデルタループと同じ位置に
移動しました。そうしたらSWR=1.5以上に上がりました。MANNAの計算結果と同じ
でした!
(追記)
大型ペディの後でのQRVだったのですが、意外とQSL請求があって驚きました。