[QTH] VIP Hotel in Koror Palau
OC-009 Grid:PJ77fi
[Rig] IC-756pro IC-7300 FT-857D
[Linear Amp] JRL-2000F
[Antenna] 3ele Yagi , 7ele Yagi(6m),DP , MicroVert etc
免許申請⇒発行の際の事情で、2014年度からのパラオでのコールサインはT88PBとなりました。免許期間は1年間ですが、ずっと運用をしたいと考え、JD1BOW欄と同じように、運用回ごとのページに記録することにしました。
[ライセンス]
パラオのライセンスは、JAのライセンスを元に取得が可能です。英文コピーと申請書、パスポートコピーを郵送で担当部署の方に送ります。通常のコールサインであれば、申請に掛かる費用はUS20ドルです。運用希望日の2か月前ほどには申請を行う必要があります。
⇒2014年の訪問の際の記事です。
パラオには私が知ってる限りでは、4つのレンタルシャックがあります。一つはVIPですが、他の3つは日本の会社が主催しています。今回も、その一つからデンマークの方が、T88VWというコールサインで運用していました。
そのシャックはVIPからはそれなりに離れていますが、同じ21MHZで運用しているのを聞いてみると、S=+40dBは振れています。大変強力で、試しに500w以下に下げてコールしてみたのですが、相手も強力過ぎてビックリした!、と言ってきました。
パラオは観光地として最近は人気のようで、特に泳ぎや潜りに来る方が多いようです。若い方も、年齢の行った方も沢山来られていて、日本人が多い。
第二次大戦中までは、コロールには2万人弱の日本人が住み、学校もあったと聞きます。ビール工場もあったそうです。今も日本語での表記や、店の名前に日本語が多かったりして、パラオの方も親日的。最近は、写真のようなお洒落なホテルも出来てきており、今後ますます人気が上がるのでは?と思われます。
以上のような事情で、ほぼ毎月、多いときは毎週、T88からのQRVがあるようで、今回QSOできた日本の局の方には、「T88は130局位、QSOした」という方がおられました。
ちなみに、物価は安いです。カップヌードルは日本のものがそのまま店頭に並びますし、コーラ2本と合わせて買っても3ドルくらい。日本のチョコレートも、日本のものがそのまま普通に売られておりました。生活としては、飲み水に気をつける必要がありますが、日本人は普通に暮らせると思います。
9/8は、ペリリュー島へ行って来ました。(最近NHKの番組でも報道されましたが、太平洋戦争当時、アメリカ軍と日本軍の激戦のあったところです)マラカル島のパシフィックリゾートホテルの前の桟橋からボートに乗って、1時間15分ほどの行程で(約40kmとのこと)、今回は私を含め、客さん6名での参加でした。最初は波が穏やかで良かったのですが、島と島の間では波が立ち、ボートがバンバンと跳ねる感じです。海は深さによって、コバルトブルーだったり、サファイアンブルーだったり、黄緑だったり黄色だったりします。とても言葉では言い表せない色合いでした。景色も広大で素晴らしいですが、写真に撮るのは難しい! 色が出ないし、時速40kmで走っているので、撮っても撮ってもブレたのばかり・・・。
信州の山猿の私としては、海はずっと縁が無かったのですが、船に乗って心地よい風に頬打たれながらこの景色を見ていると、パラオは本当に海の国だなあ・・・、と、実感せざるを得ませんでした。
ここには日本からのお客さんも多く、この日、他のコースのツアーを含めると、埠頭には、少なくとも40人の人が居たように思います。多くはダイビングを楽しむ人のようです。
左の写真は、ペリリュー島の北端の船着き場付近です。帰りは水位が下がって、船に乗るのが大変でした。昔は大勢の人が住んでいて日本人も多く、学校があったそうですが、今は島には400人ほどが住んでいるだけだそうです。
日本軍が立てこもった洞窟や、壊れた軽戦車、それに、その何倍もの大きさのアメリカの戦車や、慰霊塔、記念モニュメントなどがあり、当時を偲ばせます。
ツアーには7時間ほど掛かりました。