【計画】
フィンランドへの旅行を計画した際に、お隣のスウェーデンにも行けるかな?と調べてみたところ、ちょうど良い飛行機の便があることが分かりました。フィンランドの西側にあるオーランド諸島は、今はフィンランド領ですが、かつてスウェーデン領であったこともあり、今も行き来があるようです。手段は船と飛行機があるようでしたが、時間の関係で船は使いません。
スウェーデンもハム有名国ですので、観光9:QRV1です。小型アンテナ使用のため、ハイバンドでの運用の予定です。(JO99ai)
Mainly,14MHZ or 18MHZ with small MV 。
【ライセンス】
OH2MCNさんのHPを参照すると、スウェーデンでのライセンスは「SSA(スウェーデンの無線連盟)に問い合わせるように」リンクが張られております。が、SSAのページには、「TR61-01は連絡なしで運用できる」とはあるのですが、TR61-02に関する記述はありませんでした。
それで4月に問い合わせをしてみたのですが、なかなか回答がなく、TR61-02での相互認証による許可に関しては、まだ準備ができていないように思われました。
が、6月にUSAのライセンスで再度問い合わせしてみたところ、そちらはOKとの返事をいただき、追伸でSM0/JA0JHQもOKとの連絡をいただきました。
連盟の方々には深く感謝しております。
[オーランド諸島のマリエハムンからフライト20分!]
写真のような小型飛行機で、オーランドからストックホルムに移動しました。乗客は5名! なので、片道1万5千円はしかたのないところ。無事にストックホルム・アーランド空港に到着しました。
空港からストックホルム市内には電車かバスで移動しますが、20分で行けるアーランド・エキスプレスは高いので(往復だいたい8000円)、バスを利用しました。約45分で往復3000円くらいでした。(空港と市内は結構距離があります) なお、キャッシュはほとんど駄目で、カード支払いの国です。VISAかMASTERCARDが便利です。
下の写真は、
1)出発前のオーランドの空港。なにせ日に1便くらいなので閑散としている。ここでインター
ネットのニュースを見たり、フランス語講座を聞いたり、寝たりして3時間つぶしました。
2)バスを降りた中央駅構内。ここから地下鉄に乗り換えましたが、切符はクレジットカード
購入です。東京の地下鉄に似た雰囲気で、駅は結構混雑していました。
(でも、案内の掛りの人がたくさんいて、親切対応でした)
3)地下鉄の駅を降りて宿に向かいます。街はこんな感じ。
4)市内なのに、こんなに静かな景色があります。ホテルのすぐそばです。
5)室内に、長さ1.3mで14MHZ用のMVを仮設置。ところが、このアンテナでEUロシアの局と
QSO出来てしまいました。MV、おそロシヤ。
ストックホルムは一泊のみで、明日はオーランドに帰ります。
[ファンクションツマミが遂に使えなくなる]
セッティング後、ファンクションツマミをよく見たら、ツマミ自体が折れただけでなく、取り付け部も傷んでしまっていて、遂にいじれそうにないほどに壊れているのに気が付きました。この場合、出力が変えられませんし、細かな設定ができません。この辺が、回転ツマミによる設定方式の難点で、仕方ないのでやれる範囲で遣ることにしました。(この状態で、最初のQSOをしました)
その後風呂に入ったり、少しだけ外の写真撮りをして戻り、運用を始めたのですが、疲れのためかつい寝込んでしまいました。あれあれ、と思って再びウォッチを開始したのですが、今度は信号が入ってこない。それで、VFOツマミを左に回していたら、何と、今度はVFOツマミが壊れてポロンと前に出て来てしまいました。これでは周波数も変えられません! ああ、なんてこった。
夜なので修理は諦め、予備に持ってきたKX-2に取り換えて聞いてみたのですが、やはり信号がない。結局、遣りようがないので、修理は明日、オーランドに帰ってからにすることにして、寝ることにしました。翌日はフライトが朝の9時半のため、QRVはこれで終了です。
ところが、翌朝は4時に目が覚めてしまい、仕方がないので散歩することにしました。
(そこでもう一度寝ると、飛行機に遅れてしまいそうなので・・・)
6)ホテルはHAGA公園のそばにあります。HAGA公園はグスタフⅢ世の設計によるそうで、広い
です! さらっと回るだけで1時間半掛かりました。樹木と草原と入り江が綺麗です。
7)中に、バイキングスタイルの建造物がありました。
8)ウサギさんがいっぱい跳ねてます。
9)カロリンスカの医科大学だと思います。
宿に戻って帰りの用意をして、急いで空港へ。
10)バスは高速道路を使います。空港までは45分。
11)空港内に7-11がありました! ここでフルーツを買って朝食です。
12)13)帰りの飛行機は、乗客は私一人でした。閑散としたゲート。出発時間が来ても係官が来ず、焦りました。飛行機は昨日乗ったものと同じ、19人乗りのプロペラ機でした。ストックホルムとオーランドを行き来する人は少ないようですね・・・。