[Result] SSB only
Oct/11/2014 7Mhz=23 stations , 21Mhz=17 stations
Oct/11-12/2014 ALL City contest(SSB)
7Mhz=72 stations , 21Mhz=108 stations
Oct/13/2014 24Mhz= 8 stations , 18Mhz=256 stations
Tottori contest = 2 stations (7Mhz)
Oct/14/2014 7Mhz= 91 stations , 18Mhz=74 stations
[Picture] Ogasawara-chichijima-island Port-Futami
10月10日の午前10時に竹芝桟橋を出発しましたが、台風19号の影響で波が高く、東京湾を出てからかなり揺れました。普通なら25時間半の所要時間が50分追加になり、11日の12時半頃に父島に降り立ちました。今回お借りする「父島コテージ」のオーナーさんによれば、午前中まで土砂降り雨だったそうです。ですが、私は天下の晴れ男・・・。着いた時には雨は止み、晴れ間さえも! 2時頃から無事にアンテナ設営です。
写真に見えている左側のログハウスをお借りしました。内部は3m*3mほどの大きさです。外側は雨の影響で傷んで見えますが、中は無垢の木材の地肌で素晴らしかった。ベッド、トイレ、シャワー、水道、冷蔵庫、電子レンジ、オーブン、ガスコンロ、台所完備で、私的には100点のお住まいです。初日に、7Mhz、21MHZ、50MHZの3つのアンテナを立て、運用に入りました。街からは7km程度ありますが、軽ワゴンを貸していただき、東京都なので生活には全く困りませんでした。
7MHz のアンテナは、エンドフィード型です。マッチッグBOXの先に5mの釣竿を立て、そこから20mのワイヤーを伸ばして、片側を樹の幹に繋いだのですが、その途端に竿が裂けてしまってガムテープで補強、そしたら今度は、その上部が裂けてしまってさらにガムテープで補強。それでも、この形で最後までもってくれました。線の高さは3mほどです。JA向きにはそれなりに効力がありましたが、ヨーロッパには飛びませんでした。(IZのCQが54くらいで聞こえたのですが、200wでも全く取ってもらえませんでした)
50MHZ用エンドフィードも、出発前日に苦労して作って持って行き、7MHZ用の横に立ててワッチもCQもやったのですが、全然駄目でした。
ノートPCを持っていないためクラスターも見れず、バンドの様子が掴めません。今後、I-PHONEのような機器を持つ方が良いかと考え始めております。
少し分りにくいかもしれませんが、写真は21Mhz用のアンテナで、クワガタ虫型のシングルループです。V型をしています。カメラ用三脚の上にV型アダプタを載せ、そこに釣竿二本(5.4mのもの。畳み寸法57cm)を伸ばします。その竿に、1.1mm径のエナメル線15mを巡らせています。根元にπ-c型の自作のカップラを付けて調整し、これでSWR=1.1以下に追い込めますが、給電点高さは1.5m程度。18Mhz運用時は、21MHZ用電線に3mを足し、同じカップラで調整します。給電点は地上20cm程度になってしまいますが、何とか運用できております。ロードハウの時からこの方法を取っていますが、14MHZではマッチングできないので、今後の課題ですね。
【全市全郡コンテスト雑感】
初日に電波の具合を確かめた後、7Mhzでコンテストに入ったのですが、CQを出しても全然駄目でした。出力は200wですが、日本本土局同士での信号強度が強いようで、こちらのCQは掻き消される模様。それで、7MHZは聞き廻りに徹しました。強力局のCQへの応答では、ほぼ半分は、一回のコールで取ってもらえています。最初、こちらのコンテストナンバー=10007Hが分かりにくいようだったので、千(プラス)7(プラス)Hと、追加で喋っていたのですが、これだと1007Hとも取れると思い、途中から一万ナナH、更に、或る局の言い方が分りやすく感じたので、ヒトマルマル、で一回切って、ゼロセブン、と言うようにしました。皆さん、誤解無く取っていただきましたでしょうか?
それにしても、全市全郡のコンテストナンバーは、郡部や村の局にとっては、長すぎるような気がします。(間違いやすいです)
実は運用を始めて1時間ほどで体調が悪くなり、一旦寝てしまいました。夜中に起きてもう一度トライしたのですが、ひどく眠いため、また就寝。再度、朝から続けて運用しました。
昼間は11時頃にオーナーさんが来られたこともあり、コンテストは中断してお話をしたり買い物に行ったりして、午後は2時40分頃から続けて運用しました。まあ、私としては、コンテストはいつも、こんな感じです。疲れやすい体質なこともあって、ときどき休養が必要です。
【10/13は月曜日だけど、日本はお休み!】
朝8時頃から7MHZで出たら、鳥取コンテスト運用局が聞こえたので応答、その後、24MHZにアンテナを調整して出てみたのですが、コンデションが今一つで、続きません。18MHZも静かだったのですが、アンテナを再度調整して暫く運用していたら、次から次に呼んでいただくことになってしまい、コンディションが素晴らしかったこともあって、夕方18時近くまで、9時間連続でQSO、ということになってしまいました。
一時期は各局とも59の状態で、こちらでは区別がつかないほど沢山の局に呼んでいただき、JA局にこんな形で呼んでいただくのは初めてのことでした。(パラオT88PBも、こんなに凄くはなかった)
中には3時間もワッチをされた、とおっしゃっておられた方もあり、お待ちいただいたのにQSOできなかった局長さんには、本当に申し訳なく思っております。(次回、11月8/9/10日に、今年度ファイナルトライを遣りますので、よろしかったらコールください)
13日はお休みの日で、台風の通過明けということもあって、無線運用をされておられた方が多かったのでは?と、推察致します。
【7Mhzは運用が難しい・・・】
14日は14時出航の船で帰る予定だったので、12時までは、と思って運用しました。当初、7MHZで運用したのですが、どうもいつもと勝手が違います。普通はこちらのCQに、相手から1コールがあって、それに応えると返事がある、という風に進みますが、こちらから返答を始めても、多数の局のコールが止まりません。最初、この理由が分からなくて、ひどく戸惑ってしまったのですが、おそらくこういうことかと思います。
同じ周波数で送受信運用しており、私の声の他にも沢山の日本の局のコールが一度に聞こえている状態で、私のコールが聞こえないのではないか! なーるほど。そういう場合は、スプリットをするなりなんなりしないと、交信速度が上がりません。このケースでは、お待ちいただく局ばかり増えてしまい、これには反省致しました。
7MHZはバンド幅が狭く、ここでスプリットの手を使うのはおこがましいなあ、という気持ちが働いてしまったこともありますが、まだオペレートが未熟なのが最大の要因だったかな? と、思いました。
9時過ぎからは18MHZに移ったのですが、こちらはいつもの調子で進められ、割合に上手に運用ができたかな? と、思います。
今回も交信いただけた各局、ありがとうございました。また、お待ちいただいたのに交信に至らなかった各局、申し訳ありません。次回、11月にQRVしますので、ぜひ、よろしくお願いしたく思っております。