[Result] 今回は160mの運用と、RTTYにチャレンジしました。
1.9MHZ=280 QSOs . (JA=254 , DX=26)
3.5MHZ=511 QSOs . (JA=465 , DX=46)
7MHZ= 82 QSOs . (JA=80 , DX=2)
10MHZ=281 QSOs . (JA=264 , DX=17)
14MHZ=181 QSOs . (JA=143 , DX=38)
18MHZ=187 QSOs . (JA=151 , DX=36)
21MHZ=514 QSOs . (JA=190 , DX=424)
※ RTTY on 21MHZ =115 QSOs
[rig] TS-480HX (RTTY=70w CW=150~180w operation )
[antenna]
1.9MHZ,3.5MHZ=11.5mH MV
7MHZ= Endfeed
10MHZ=6mH MV
14MHZ,18MHZ,21MHZ=Single Delta loop
[photo]
1.9MHZ MV
5回目の運用となる今回は、160mの運用とRTTYへのチャレンジをテーマと考えました。初めて9日間滞在しました。
準備として、1月中に160m/80m用のマイクロバートアンテナを制作し、また、RTTY/PSK31運用の運用許可を貰いました。
写真は、マイクロバートの上部エレメントで、電線部分は3m、重量は350gです。160m/80m共に上手く動作しました。12mの長さのグラスファイバーポールにコイル部分を差し込んで使います。3.5MHZもタップでの調整で運用可。
マイクロバートアンテナについては、antennaの項で記事にしていますので、参照ください。
2月の父島は天気の不安定だそうで、到着した日と東京に帰る日が、とても天気が良かった他は、雨降りでした。時雨の時もありますが、ドシャブリの時もあり、2月なのに!と、大層驚きました。気温20℃(高いときは24℃)ですから、本土なら5月か6月の感じです。
写真は最終日に、大神山へ繋がる展望台から撮影しました。今回は9日間の滞在だったので、少し余裕もあり、最終日に2時間近く、散策が出来ました。3日の滞在だとどうも忙しないです。
今回は、初日と二日目にKCJ・トップ・バンド・コンテストとCQ WW RTTY コンテストが開催される予定だったため、アンテナを4本立て、13日の夕方から運用開始しました。
・160mマイクロバート(グラスファイバーポールNP-12にエレメントを沿わせる構造で、トップは11.5mH。80mにも共用します)
・40m用エンドフェッド(上記アンテナのステーに電線を添わせました。最初は普通に木に伸ばして遣っていたのですが、SWR2以下に下がらず、この方式に変更しました。線は1.5mくらい長くなりましたが、SWRは1.5付近でした)
・30m用マイクロバート(ロッドアンテナで作った上部エレメント+6.3mの同軸3D2Vです。家から持って行った6.7mの釣竿の先端部分を除いて構成。約6mHです)
・いつものハイバンド用シングルデルタループ
さすがに設置に時間が掛かりましたが、12mポールの建て方も習得でき、有意義なQRVでした。
【運用状況とコンディション】
今回は、お空は厳しいコンディションでした。QRZ.COMでは連日、磁気嵐がMAGの状態で、80m~10mまでPOORという状態がかなり続きました。その中では17m~15mが比較的よく、FAIRの日があったので、日中は主に15mの電信で運用しました。後半には30mが良いときもあり、20mが開けた日もあったので、その時間には集中的に別のバンドでも運用できたのですが、15mであんなに信号が弱いのは初めてです。ヒヤリングに非常に苦労しました。フェージングも酷くて、聞こえる、聞こえないを繰り返し、かなり辛かったです。
そういう中では、80mの夜間(日没後と日の出前)は安定していて、数多くのJA局との交信ができ、海外からも呼んでいただけました。感謝です。
また、160mはJAは非常に強く、ほとんどの局が599の信号で届いておりました。海外は、HL.BU、N0、Rの0、3、4、7エリアと交信が出来ましたが、Wは厳しかったです(N7の局、一局のみ)。KH6とHK1は聞こえていたのですが、ARRLコンテストでのコンテストCQだったので、呼びませんでした(残念!)。また、SP3が微かに聞こえ、QSOも出来たと思っていますが、自信がありません・・・。
今回は場所がJAに近いこともあり、75%以上がJAとの交信でした。
交信いただけた各局、ありがとうございました。特に、80m、160mではこちらの速度に合わせていただいたり、お待ちいただいたりする御配慮をいただき、深く感謝しております。
【160m運用】
20/FebはARRLのコンテストに出てみましたが、W3、W5がメータを振って聞こえてきたので、頑張って呼んでみたのですが、残念ながら取ってもらえませんでした。こちらの受信は上手く行っていて、都内の或る大学局が州名のコピーに苦労していても、こちらでは一回でコピー出来ていました。KW送信の大学局でも、数回のコールでやっと交信が出来ているようなコンディションで、さすがに150w送信のBOW局では苦しかったんだろうと思いますが、いつか良好なコンディションに恵まれて、Wの東海岸ともQSOしたいですね。にわか作りのアンテナで臨んだのですが、11.5mHの高さのものとしては、十分に活躍してくれた! と、思っています。
【次回は?】
やはり160mを遣って見たいですね。アンテナをもう少し上げるか、コンディションの良さそうなときを狙って・・・。まだ、母島には行ったことが無いので、母島にも行ってきたいです。